【セミナー開催レポート】資金調達のメディアアプローチ
10月24日(火)12時〜13時の日程で、『資金調達のメディアアプローチ』をテーマに、フリーランス広報47主催オンラインセミナーを開催しました。
今回は有料セミナーのため、内容のごく一部となりますが、参考までに参加レポートとしてご紹介いたします!
セミナー概要
資金調達のメディアアプローチに関して、現役広報の二人から経験談を交えながらすぐに役に立つTipsをシェア。
本日講師(参加者だけにお伝えしています)は、今回なんと100社の資金調達リリースを調査。その分析結果も交えて、超実践的なお話をしてくださいました!
はじめに。ニュースになる資金調達とは?
資金調達には大きく2種類の手法があります。
①デット・ファイナンス・・・金融機関からの融資
②エクイティ・ファイナンス・・・株式発行による資金調達
このうち、ニュースバリューがあるのは「エクイティ」です。
なぜならエクイティの成功=『将来その企業の価値が上がる可能性があると、第三者が認めた』ということだからです。
資金調達ネタの話題になりやすさは?
JVCA ベンチャーキャピタル最新動向レポート(2022年度)によると
・2022年に資金調達を行った企業は「2,224社」
・1社あたりの調達額は?
– 平均3.5億円、
– 中央値で1.2億円
つまり、1億程度のエクイティは「普通」。
このくらいの金額では、調達の事実だけではニュースになりにくい、と言えます。
調達額がいくらならメディア掲載されるの?
前述の通り、まず最低でも1億。
しかし50億以上の調達であっても、日頃からのメディアリレーションがないと掲載されないこともあります。
→事前の下準備が大切!
セミナーの中では、やっておくべき具体的な準備を時間軸で教えていただきました。
掲載確度を高めるために
資金調達と一緒にニュースバリューのある情報を発表しましょう。
→「なぜ今?」につながる情報
例)調達資金の使い道、海外展開の予定など
過去に一緒に提供して掲載につながった情報の事例などもご紹介いただきました。
こんなネタは掲載されにくいかも
- 調達額が1億以下
- 調達金額が非公開
- 関連の数字が非公開・出せる数字が少ない(ユーザー数、売上高、など)
調達関連の話題はとにかく数字の情報が肝のようです!
資金調達リリースを出す前に、まずやるべきことは?
・資金調達によって何をしたいのか、企業方針の情報整理をしておく
・会社として、話せる数字と話せない数字の住み分けをまとめておく
(社長への教育も忘れずに!)
・メディア対応時の想定質問を考えておく
※本日の参加者には想定問答をシェアしました
・過去の資金調達プレスリリース(近い業界や近い金額での他社事例)およびメディアでの掲載され方を、徹底リサーチして参考にするべし!
最新情報はフリーランス広報47コミュニティで!
と、これらはセミナーの内容のほんのさわりなのですが、これだけでも充実の内容だったことが伝わるのではないでしょうか?
本日ご参加の皆さんには、後ほど参加特典として『資金調達で掲載可能なメディアリスト』をお送りいたします。
こちらも最大限活用して、資金調達のメディアアプローチをがんばってくださいね。
今回のようなセミナー情報をいち早く知りたい方は、やフリーランス×広報さんが集う無料コミュニティ『フリーランス広報47』にぜひご参加ください!
詳しくは →入会案内