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【メンバーインタビューvol.4】企画段階から伴走する、広報・編集のパートナーという働き方:仲間と支えあう若旅多喜恵さんの広報スタイル

広報47運営チーム

フリーランス広報47コミュニティのメンバーにスポットを当てたインタビューシリーズ第4弾。
今回は、企業の情報発信に企画段階から伴走するフリーランス広報、若旅多喜恵(わかたび たきえ)さんにお話を伺いました。

北海道を拠点に、採用広報やオウンドメディア運用、コンテンツディレクションなど、領域を横断しながら企業の発信を支援する若旅さん。
そのキャリアの背景や独立のきっかけ、そしてフリーランスとして仕事を続けるうえで大切にしていることについて伺います。

・第1弾〜おしえ みきさん編はこちら

・第2弾〜徳川むつみさん編はこちら

・第3弾〜鎌田陽子さん編はこちら

プロフィール

プロフィール

若旅多喜恵(わかたび たきえ)

・北海道函館市出身。立命館大学国際関係学部卒業後、就職を機に上京。

・人事コンサルティングや企業向け研修、IRツール制作など複数の業界を経験したのち、Web業界に転身。

・オウンドメディア運営・編集/採用広報コンテンツ制作や、広報を経験。

・2021年8月より北海道に戻り、フリーランスとして独立し、フルリモートで記事制作や企画の壁打ちなど、企業の発信を支えるパートナーとして活動。

・2026年3月、株式会社CurioDive(キュリオダイブ)として法人化し、さらなる価値提供の拡張を目指す。

note:https://note.com/wakatabi_nanae
X (旧Twitter): @takiyoro https://x.com/takiyoro

「広報・編集の伴走パートナー」というキャリアのかたち

– 現在のお仕事内容を教えてください。

企業の採用広報や、オウンドメディア運用を中心としたコンテンツ制作に関わっています。

具体的には、採用広報用のnote更新の進行管理や記事制作のほか、採用イベントの企画壁打ち、YouTubeのディレクションなど、発信に関わる幅広い業務を担当しています。

特に記事制作を中心としたコンテンツ企画の相談をいただくことが多いです。

– 最近は、YouTubeやnoteなど、プラットフォームの幅を広げて情報発信をする企業も増えてきましたよね。どのようにして、現在のような仕事のスタイルになったのでしょうか。

私はこれまでに正社員として8社を経験してきましたが、業種はすべてバラバラです。

その中で、社内報の進行管理やエンジニア・デザイナーの採用広報、プレスリリース作成、メディアリレーション、オウンドメディアの運営・編集・ライティングなど、「広報」や「コンテンツ制作」に関わる業務に幅広く携わってきました。

こうした領域を横断し、ときに兼任しながら経験を積んできたことが、現在のキャリアの土台であり強みになっています。

そのため、「どのように自社の魅力を発信すればよいか」といった、発信の方向性がまだ整理されていない初期段階からご相談いただくことが多く、企画設計から伴走する形でサポートしています。

幅広く関わっている分、自分の肩書きを「広報」と言い切っていいのか正直迷うこともあります。だからこそ、「広報・編集の伴走パートナー」という肩書きが、今の自分にはしっくりくる気がしています。

地元・北海道へのUターンをきっかけに、フリーランス広報へ

-フリーランス広報として独立したきっかけを教えてください。

私は大学卒業後、ずっと東京で正社員として働いてきました。
そんな中、2021年に北海道の実家が空き家になりそうだという話が出たんです。

夫はフリーランスのエンジニアで、フルリモートで仕事ができる状況だったこともあり、これを機に北海道に戻ることを決めました。

Uターンにあたっては、北海道の会社に正社員として転職する選択肢も考えました。

ただ当時は副業を2つしていて、それがとても楽しかったんです。副業禁止の企業も多いので、転職すると案件を手放さなければならない可能性もありますよね。

それでも、この仕事は続けていきたいという思いがあり、転職活動はせず、フリーランス広報としての道を選びました。

すでに仕事がある状態で独立したこともあり、今思えば「まあなんとかなるだろう」と腹をくくりやすかったのだと思います。

-フリーランスになって、時間の使い方はどう変わりましたか?

フリーランスになってからは、北海道を拠点にフルリモートで仕事をするようになりました。

月に1回ほどは東京に出張し、クライアントと直接会って打ち合わせをしたり、イベントやコミュニティに参加したりしています。

働く時間の感覚としては、会社員のときと大きくは変わりません。

ただ、オンとオフの切り替えが曖昧になり、つい仕事のことを考え続けてしまうことも多く、実際どれくらい働いているのかは正確にお伝えしにくい部分もあります。

土日に仕事をすることもありますが、会社員時代から副業をしていましたし、仕事のことを考えるのは好きなので、苦に感じてはいません。

-収入に関しての変化はありますか?

ありがたいことに、額面としての収入は会社員のときより増えています。

ただ、フリーランスは長期で休むと収入がガクンと減ってしまいます。妊娠・出産で一定期間仕事を離れた際には、収入が止まってしまい、やはり不安もありました。

今後、病気などで働けなくなった場合に収入が途絶えてしまうリスクはあるので、そうした状況に備えて、少しでもストック型の収益をつくっていきたいと模索しています。

広報担当者の勉強会やコミュニティのありがたさ

-フリーランスとして継続して仕事をするために意識していることはありますか?

ありがたいことに、お仕事の依頼は知り合いから声をかけていただくことが多く、これまで積極的に営業活動をしてきたことはありません。

広報コミュニティの運営をサポートしたり、セミナーや交流会に積極的に参加したりする中で、そのつながりが結果的にお仕事につながっていると感じています。

だからこそ、コミュニティや仲間の存在はとても大切だと実感しています。

-広報同士の横のつながりを意識するようになったきっかけはありますか?

新人広報時代、いきなり1人でメディア対応や採用広報を担当することになり、何をするのが正解なのかまったくわかりませんでした。

広報の本を買って読みあさったこともありますが、書かれている内容は著者ごとに異なり、1人で学ぶことに限界を感じていたんです。

例えばプレスリリースについても、「社会とのリレーションシップだ」と書かれている本もあれば、「無料の広告媒体だ」とするものもある。

そうした違いに戸惑いながら学んでいた当時の不安は、今でもはっきりと思い出せます。
だからこそ、詳しい人と直接話すことで、広報の知見を深めていきたいと思うようになりました。

-こうして困ったときに助け合える広報仲間が、自然と増えていったのですね。

そうなんです。

今でこそ、1人広報のための本は増えてきていますが、きっと今の新人広報の方も、当時の私と同じようなハードルを感じていると思います。

だからこそ、私のように途方にくれてしまう人が生まれないように、そしてこれから自分自身が新しい領域に挑戦するときのためにも、頼れる広報担当者同士の勉強会やコミュニティは必要だと感じています。

広報は、悩んだときに気軽に壁打ちできる場が少ない仕事ですよね。

私は3月に法人化しましたが、それも仲間を巻き込める「器」が必要だと感じるようになったからです。

一人でできることには限界がありますし、助け合える仲間がいることで、お客様に提供できる価値はより大きくなるはず。

だからこそ、「フリーランス広報47」のように広報同士が自然に話せるコミュニティは、本当にありがたい存在だと感じています。
これからも、広報同士が気軽に相談し合い、支え合える関係が広がっていくと嬉しいです。

編集後記

気さくで明るい人柄が印象的な若旅多喜恵さん。
自身の成長を大切にしながら、周囲の人たちを自然と巻き込み、エンパワーメントしていく姿がとても魅力的でした。
交流会などで見かけた際は、ぜひ声をかけてみてくださいね。

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