イベントレポート:広報戦略の立て方相談会
本日は「広報戦略の立案、どうしてる?」をテーマに情報交換や相談をする会を開催しました。
過去最高の22名が参加!
ご参加いたただいた皆さまありがとうございました。
何から始める?広報戦略
「広報の戦略から考えて欲しい」
そんなオーダーを受けた際に、何から始めますか?
フリーランスとして広報の仕事を業務委託で受ける場合、基本的にはクライアントの情報ゼロからのスタート。
その状態から、目指すゴールと進む道筋を創造する必要がある広報戦略の立案は、初心者広報さんも、ベテラン広報さんも、試行錯誤することが多いテーマ。
もちろん、1時間ではまったく語り尽くせぬ感じで、ぎゅぎゅっと密度の濃い時間となりました🥺
最初にとみまつさん と東さんによる広報戦略の立て方や立案のPOINTのレクチャー。
3月に開催した有料講座の内容をチラ見せ。
他の人が立てている広報戦略見る機会ってあまりないので、すごく参考になりました🙌
情報交換会
その後、皆さんで情報交換会。
以下、寄せられたご意見の一部をシェアします。
クライアントとのコミュニケーションについて
・クライアントへのヒアリングがディスカッションになってしまうことも?
・一方、提案しても、シーン…ディスカッションにならないケースも
・企業規模によってはそこまでガチッとした戦略を求められていない、どこを目指したら良いかわかっていないケースも
↓
・ベンチャーの場合は何が必要かわかっていない事が多い
・ヒアリングした内容をもとに仮説を立てて初めて話が進む場合も
・提案してもその場ですぐ意見が出てこない場合は持ち帰ってもらい、次回MTGにディスカッション
・広報活動で実現したいことを握る
スタートアップなどは年間計画を決めても結局方針が変わってしまう
↓
・最長でも3ヶ月に1回のKPIを決めて、事業の状況に合わせて変更している
・長期計画はかなりバクっとした状態で出す
・シード期だと、企業側の動きが早い・激しいのでプロダクトを巻き込むような広報戦略を作る(例:ローンチの時期を広報的タイミングに合わせるとか)。それ以降だと、サービスの戦略に合わせて、広報戦略を考えている。
ヒアリングが先?仮説立て>提案が先?
・結構ガッツリ社長or担当者にヒアリングしてから戦略を作成されてますか?もしくは仮説立てて持っていきますか?
↓
・どっちの場合もある。
・ヒアリングしても出てこない、深掘りしても出てこない場合は、これがあるべき姿、仮説をこちらから提案
・シード期なら戦略はこちらから6割位の完成度で提案するのがいい。フリーランスとしての自分への信頼度の向上にも繋がったり、社長のPRに対するイメージがついたりするので。もちろんそれまでに戦略で必要そうな内容は間接的にMTGとかで聞いておきます
クライアントとの役割分担について
↓
・戦略シートに書いておくと、なぁなぁになってきたときに、「戦略の見直しをしましょう」と切り出しやすい
・PR会社なら見積もりに項目細かく記載して握るのが普通
・役割分担、難しい。伴走支援、育成、代行、と関わる立場でも違うなと感じました。
・得意分野どこ?と聞かれるのが1番困る
・「メディアプロモートが得意です」とか、どこまでできれば自信を持って言えるのか基準がわかりづらい
・自分の得意不得意より、クライアント企業のステージによって今何をすべきかを提案するようにしている
・自分が不得意な部分は他のフリーランスと連携している
提案のための仮説はどうやって立てたら良い?
↓
・競合がどんな広報をやっているのかをまず調べる(傾向把握)
・最初にファクトの整理をする
//シートを用意しておいて埋めてもらうと良い
//埋めてもらう、まではできなくても、項目に基づいてヒアリングするという手もある
・ピラミッド型で未来のイメージ共有>頂点のGOALに向けて、逆算でやること整理
戦略って本当に必要?
・小さな会社の場合、クライアント側は戦略というのは求めてない場合も
・広報が、とか戦略が、とかっていうよりはお悩み相談から始まる事が多い
↓
・ヒアリングしたあとに課題がどこにあるのかを切り分けるのが大事
・そして自分はどこまでやるのか、やらないのか
・どんなことをしていくのを握るくらいのレベルでも
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